当山は、この地が「今川町」となった由来のお寺です。それ故、この地域のゆわゆる顔としての役目を果たし、お檀家さんはもちろんのこと、近隣のお住まいの方に少しでもお喜びいただけるように、諸事努めていきたいと思っております。
観泉寺は慶長2(1597)年下井草村(杉並区下井草2-25)の今も御屋敷跡、または観音屋敷と云われる土地に、成願寺第5世葉山宗朔(ようざんそうさく)大和尚の法弟、鉄叟雄鷟(てっそうゆうさく)大和尚によって、開創され、当初は観音寺と称しました。鉄叟雄鷟大和尚は、天桂寺、清見寺、金竜寺の開山でもあります。開基は、今川氏真(いまがわうじざね)公です。氏真公は、前半生は駿河、遠江、三河(静岡県、愛知県)の3カ国を領する武将として後半生は宗誾(そうぎん)と号し歌人として過ごし、約2000首(しゅ)の歌を残しています。晩年は江戸品川に住し、慶長19(1616)年12月28日没しました。はじめ氏真公の弟長得(ちょうとく)の開山である江戸市ヶ谷の万昌院(ばんしょういん)に埋葬されましたが、万昌院が寛文2(1662)年に牛込白銀町に移転の時、観泉寺に改葬されました。
今川氏真公ご夫妻、そのご親族のお墓、並びに高家今川氏歴代当主の供養塔があります。
池を泳ぐ魚たちと周囲の木々が織り成す、四季の彩りが美しい庭園です。
ご本尊は釈迦如来です。
京の趣を感じられる孟宗竹の静かな竹林です。
四季を感じられる豊かな生き物に恵まれた境内です。
平成5年に再建された山門です。山号が飾られています。
昭和57年に再建された本堂です。中央には御本尊様のいる須弥壇があり、左側には今川家歴代当主の位牌と歴代住職の位牌が置かれています。
寛政2(1790)年に建立された現存する一番古い建造物です。観泉寺元屋敷の聖観世音菩薩が安置されています。
平成5年に再建された鐘楼堂です。 鐘楼は昭和49年に広島「平和の鐘」の作者でもある人間国宝香取正彦氏によって作られたものです。
境内駐車場14台、 第二駐車場46台(観泉寺幼稚園・今川宝珠殿共用)の駐車場が整備されております。朝6時30分から夕方4時30分までご利用可能です。
1954年に開園した幼稚園です。豊かな自然に囲まれた環境で、子ども自らの意思で遊ぶ「自由遊び」を大切にしているのびのびとした幼稚園です。第一駐車場13台があります。
お檀家さんのお墓はもちろんのこと、今川氏累代のお墓、三界萬霊塔、合資墓、お地蔵様があります。
薬王院は開山当初(元禄時代)より今川氏の保護を受け、享保四年(1719)に至って今川氏の祈禱所となりました。ついで、延享四年(1747)頃に今川氏の菩提寺である観泉寺の末寺となり、明治維新の際、観泉寺に合併され以後同寺の境外仏堂として今日に至っています。
平成4年に建立された葬祭場です。ご利用につきましては(株)渋谷商会Tel 03-3395-0245 までお問い合わせください。専用駐車場24台があります。
毎年4月8日に行っている行事です。本堂前に花御堂を設置し、どなたにもご自由にお参りしていただいております。
毎年7月3日に20人以上の僧侶によるお経をお上げし、お檀家さんのご先祖様へのご供養法要として行っている行事です。
毎年10月17日に、「秋葉講」に属する方へ、防火並びに豊作を願うご祈祷の法要として行っている行事です。
毎年11月17日に大般若経の功徳をお札お守りに込め、お檀家さんのご多幸を願うために行っている行事です。
毎年大晦日(12月31日)に行っております。先着順に整理券をお配りして鐘を突いていただく、地元の方に親しんでいただいている行事です。
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